きのせみかの大和撫子な生活

清楚で慎ましく、凛とした女性を目指して・・・ 今日を大切に活きたい。

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日本人にとっての「はたらく」ということ

 戦前まで「新嘗祭の日」だった11月23日が、GHQの占領政策によって「勤労感謝の日」となり、現在もそれが続いていることは、神道を奉じる私たちにとっては残念なことですが、国民の祝日に関する法律第2条によれば、この祝日は「勤労をたつとび、生産を祝い、国民たがいに感謝しあう」ことを趣旨としていますので、それでもまだ日本的といえるのかもしれません。

 キリスト教では『旧約聖書』中の『創世記』に、アダムとイヴが蛇の誘惑によって、神から食べることを禁じられていた知恵の木の実を食べてしまい、エデンの園という楽園から追放され、アダムには「労働の苦痛」を、イヴには「出産の苦痛」を強いるようになったとの伝承があり、つまり「労働」は罪を犯したことによる罰で、苦痛を伴うものとされています。

 それに対して日本の古神道では、「はたらき」には「活用」や「徳」という漢字が当てられており、つまり太古よりの日本人的な「はたらく」ということは、贖罪のための罰ではなく、また単に金銭や物品を得るためのものでもなく、「自らを活かして徳を積む」という行為だったようです。

 日本古学によると、職業の始まりは伊邪那岐・伊邪那美二神による八尋殿の造営で、その二神を祖とする人間に与えられた天命とは、身体に属する職業と霊魂に属する人倫とをよく務め、よく守って、この世界を開き治め、天津神の神勅のとおり地界を修理固成して行くことであり、敬神、尊皇、愛国の心を持ってそれを実践することが人の真道(まさみち)であるとされています。

(詳しくはコチラ)
   ↓

神道講話(1) -人間に与えられた天命-(日本古学アカデミー)
http://www.nihonkogaku.com/content/report.cgi?co=194

<関連>
戦前までの11月23日は「新嘗祭の日」
http://kinosemika.blog134.fc2.com/blog-entry-2606.html



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自らの職を極めるのが悟りにつながるという日本思想 

ほんと、その通りですよね~。江戸時代に熟成された禅宗では、その道を極めることが、悟りを開くことになるとされてきました。また、日本では鍛冶屋は鍛冶屋のように、家業を継ぐことが当たり前とされてきましたが、儒教国韓国では、
少しお金が溜まれば、子供を勉強させて、官僚にするのが、ステイタスを得ることだったようです。職場にも、すべての道具にも神がやどい、整理整頓する日本人。なかなかこんな民族いないと思います。
  • posted by hide 
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  • 2014.04/05 06:55分 
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プロフィール

紀瀬美香

Author:紀瀬美香
古学(国学)・古神道研究家。
日本古学アカデミー代表。

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