きのせみかの大和撫子な生活

清楚で慎ましく、凛とした女性を目指して・・・ 今日を大切に活きたい。

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物質万能主義から心霊万能主義へ

 1961年の1月20日、ケネディ大統領は歴史的な就任演説で、ソ連を念頭にこう呼び掛けた。「新たに平和への道を進もうではないか。科学により解き放たれた破壊的な力が意図的にせよ、偶発的にせよ、人類を自滅に追い込む前に」。

 その三日後、米ノースカロライナ州の基地を飛び立ったB52爆撃機が、制御不能に陥った。水爆が落下し、起爆装置が作動した。偶発的事故を防ぐための四つの安全装置のうち三つは作動しなかった。最後の一つがかろうじて動き、最悪の事態は免れた。爆発していれば、死の灰でワシントンをはじめ数百万の命が脅かされたはずだ。調査にあたった専門家は、爆発を防いだ装置が簡単にショートしてしまうような脆(もろ)い装置だったことを突き止め、「合衆国と大惨事の間にあったのは、一つの簡素なスイッチだけであった」と指摘した。

 この事故の真相が暴かれたのは、ごく最近だ。米政府は繰り返し、自国の核兵器が国民の生命を脅かすことなどないと説明していた。国家の秘密とは、そういうものなのだろう。
 機密指定が解除された文書から核事故の実態を発掘したジャーナリストのE・シュローサー氏は英紙に語った。「私たちが危険なものを生み出す能力は、それをコントロールする能力を凌駕(りょうが)しているのだ」と。
 汚染水漏れが止まらぬ福島の原発もまた、それを証明している。


筆洗(東京新聞)
http://www.tokyo-np.co.jp/article/column/hissen/CK2013100502000130.html

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 科学は人類の繁栄をもたらすための学問だったはずですが、今回の原発事故以降、「人類の文明は何か間違った方向へ進んでいるのでは?」という想いを抱いた方は少なくないように見えます。
 また、物質的な利便を追及することが必ずしも人々に幸福をもたらすわけではなく、むしろ逆の場合もあり、「真の幸福とは?」「有意義な人生とは?」というような問題についても深く考える方が増えているように感じられます。

 多くの国学者の研究もそのために行われてきましたが、それらの諸問題を解決するためには、人間にとっての根本的な問題である「人はいかなる存在か?」「人は何のために生まれて来るのか?」「人はどこから来て、ここで何をして、どこへ行くのか?」などの解明が必要不可欠であるというのが先師たちの主張で、明治の国学者・美甘政和先哲は次のように述べられています。

「物質万能主義の西洋各国においてさえ幽界相通の道を開こうとしている今日において、我が神国において神霊の研究に後れるようなことがあっては、古来より神国と自称してきた我が国人の恥ずべきことではありませんか。
 人の死後、幽霊というものがあることからも、人は全てその顕体よりも精神に重きを置いて造化されたものであることを窺い知るべきであり、もはや物質万能の時運は既に過ぎて、神霊万能主義と交代しようとしている時運が到来しているような趣きがあります。
 そして、幽界相通の道が開かれれば、世の中は自ずと泰平になるのであります。」


神道宇宙観略説(10) -物質万能から神霊万能へ-(日本古学アカデミー)より
http://www.nihonkogaku.com/content/report.cgi?co=219

<関連>
国学者たちが幽界研究に心血を注いできた訳
http://kinosemika.blog134.fc2.com/blog-entry-2178.html

本当に「今だけ、金だけ、自分だけ」で良いのか?
http://kinosemika.blog134.fc2.com/blog-entry-2483.html

日本の「精神世界」を学ぼう!
http://kinosemika.blog134.fc2.com/blog-entry-2290.html



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紀瀬美香

Author:紀瀬美香
古学(国学)・古神道研究家。
日本古学アカデミー代表。

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