きのせみかの大和撫子な生活

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昭和新山は聖なる山

 先日から北海道へ出掛けてきたのですが、初めて昭和新山を拝することができました。

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 この山は、昭和18年12月からの約2年間に17回の活発な火山活動があり、元は麦畑だった場所が隆起して出来た溶岩ドームで、今も至る所から水蒸気が立ち上っています。
 当時は太平洋戦争中ということもあって、世間の動揺を抑えるために噴火の事実は伏せられ、公的な観測すら行うことができなかったのですが、地元の郵便局長・三松正夫氏は、その成長の詳細な観察記録を作製し、これは後年、ミマツダイヤグラムと名付けられ、貴重な資料となりました。
 また、三松氏は世界的にも貴重な火山の徹底的な保護と、家と農場を失った住民の生活の支援のために、民家から山になってしまった土地の買い取りを行い、昭和26年に国の天然記念物に指定され、昭和32年には特別天然記念物に指定されました。


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 古神道を修する方から見れば、この山は明らかに聖地でしょう。てっきりこの山を神体山として火神・山神が祀られていると思ったら・・・

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 しかもこの三柱の神は、人間の商売繁盛とは無関係です(~_~;)

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 その昭和新山や有珠山の麓に広がっているのが洞爺湖です。
 元々はもっと透明度が高かったのですが、南岸の温泉街をはじめとして排水の流入が増えていたため、透明度の低下が著しいとのことです。

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 洞爺湖の中央に浮かぶ中島です。ここには多数のエゾシカが生息しているそうです。

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 いつもそうですが、都会を離れて大自然に触れると、「人間も自然の一部であり、しかも人間が生きていくために必要なものは全て自然界からいただいているため、自然と共生することが人の道である」という古来よりの日本の神道的な思想が、自然に心の奥(心魂)から湧いてきます。

 神社の狛犬の口の形状は阿吽になっていますが、これは呼吸(つまり生きていること)を表しており、神社参拝の折には、まず自然の中で生かし生かされていることを認識すべきでしょう。



<関連>
日本語の「自然」と英語の「nature」の違い
http://kinosemika.blog134.fc2.com/blog-entry-1630.html

「アニミズム」は野蛮なもの!?
http://kinosemika.blog134.fc2.com/blog-entry-2015.html



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*Comment

こんにちは 

ブログ記事の流れから、どちらかに神事に向かわれているとお察ししていましたが、まさか北海道に足を運んでくれたとは光栄に感じております。
それにしても昭和新山も古神道の目線で見るとその様に感じるのかって勉強させてもらいました。我々北海道民にとって洞爺湖や昭和新山は修学旅行や温泉旅行の定番の観光地なもので、お恥ずかしい一面はその影響かと(^^;;
  • posted by satoshi 
  • URL 
  • 2013.08/05 13:47分 
  • [Edit]

Re: こんにちは 

satoshiさん
観光旅行のはずだったのですが、色々と考えさせられることが多くあり、結局私にとっては神事みたいなものでした。
それにしても北海道の大自然は素晴らしく、まさに「カムイ」が感じられ、北国にも関わらず明るい地だったことが印象的です。
次回はぜひ冬の流氷を体感したいと思っています。
  • posted by 紀瀬美香 
  • URL 
  • 2013.08/06 11:08分 
  • [Edit]

おはようございます 

そうなんですよ北海道にはアイヌ民族さらには縄文人の歴史があり、住居跡がある場所はまさにカムイを感じる場所です。そうですね今度は冬場の北海道に是非来てください、流氷から発光する青い光はとっても綺麗なんですよ。厳寒の十勝平原でおてんとうさまの暖かさ感じるのもオススメです(^^)
  • posted by satoshi 
  • URL 
  • 2013.08/08 10:03分 
  • [Edit]

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プロフィール

紀瀬美香

Author:紀瀬美香
古学(国学)・古神道研究家。
日本古学アカデミー代表。

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